自動詞と他動詞の一覧

自動詞と他動詞

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他動詞と自動詞の違い


他動詞とは?

have(~を持っている), like(~を好む) など、" ~を"にあたる"動作の対象"を"目的語" と呼びます。この目的語をとる動詞が「他動詞」です。

目的語になるものは、名詞・代名詞、不定詞や動名詞などを伴う名詞句、thatなどの接続詞が伴う名詞節などです。


自動詞とは?

目的語を必要としない動詞を自動詞といいます。smile(微笑む), ring(鳴る)といった第1文型に使われる動詞や、became(~になる),feel(~の感じがする)といった第2文型に使われる動詞などが代表的な自動詞です。

しかし、①他動詞と②自動詞の違いを問う場合は、①動詞の後ろに直接に目的語をとるか、②動詞の後ろに前置詞を挟んで前置詞の目的語とする かの違いとなります。

① She visited Kyoto. [他動詞]
② She went to Kyoto. [自動詞]


自動詞と他動詞の一覧

大学入試や高校英文法または英検2級で、よく出題される自動詞と他動詞の一覧を記しておきます。

重要な他動詞⇔自動詞orイディオム

※意味がイコールというわけではありません。

reach~ 「~に到着する」⇔arrive at~
enter~ 「~に入る」⇔come (go) into~
attend~ 「~に出席する」⇔appear in(on)~, go to~
approach~ 「~に近づく」⇔come near(形) to~, come near(前)~
resemble~ 「~に似ている」⇔be similar to~
marry~ 「~と結婚する」⇔be married to~
discuss~ 「~を議論する」⇔argue about~
mention~ 「~に言及する」⇔refer to~
lay~ 「~を横にする」⇔lie~「~が横になる」
seat~ 「~を座らせる」⇔sit~「~が座る」
become~, suit~ 「~に似合う」⇔look good [great] on ~
address~ 「~に話しかける」⇔speak to~
raise~「~を上げる」⇔rise~「~が上がる」

上記の他動詞(左側⇔)は、自動詞と間違えやすいものとして特によく出題されるものです。この辺を押さえておけば、高校英文法や大学入試センター試験、英検2級では困らないでしょう。

※hear~とlisten to~など、中学校で学習するものは除きます。



他動詞と自動詞の例文

●他動詞()と似たような表現の○自動詞(太字)または○イディオム(太字)で、よく使われる例文を挙げてみました。

●He reached the station. (彼は駅に到着した。)
○He arrived at the station. (彼は駅に到着した。)

●We entered the room. (私たちはその部屋に入った。)
○We went into the room. (私たちはその部屋に入った。)

●She will attend the meeting. (彼女は会合に出席するだろう。)
○She will appear on the stage soon. (彼女は間もなく壇上に現れるだろう。)

●A stranger approached me. (知らない人が私に近づいてきた。)
○A stranger came near to me. (知らない人が私に近づいてきた。)
near「形容詞」, came near me ならば、「前置詞」

●Your dog resembles you. (飼い犬は君に似てるね。)
○Your dog is similar to you. (飼い犬は君に似てるね。)
similar「形容詞」

●Tom married Mary. (トムはメアリーと結婚した。)
○Tom was married to Mary. (トムはメアリーと結婚した。結婚していた。)
married「過去分詞(形容詞)」

●They discussed the new policy. (彼らは新しい政策を討論した。)
○They argued about the new policy. (彼らは新しい政策を議論した。)
※discuss(意見を出し合って討論する), argue(相手を説得しようと論争する[非友好的])→ argue は他動詞の用法もあります。

●He mentioned the theory of relativity. (彼は相対性理論に触れた〔言及した〕。)
○He referred to the theory of relativity. (彼は相対性理論に触れた〔言及した〕。)
※referred to~のほうがやや堅い言葉です

Lay your shirt in the drawer. (シャツは引き出しに仕舞っておきなさい。)
○Mother lies on the sofa on weekdays. (平日に母はソファに転がっているよ。)
※原形‐過去形‐過去分詞‐~ing形 の変化、lay-laid-laid-laying (~を横にする:他動詞), lie-lay-lain-lying (~が横になる:自動詞) 。※lay eggs「卵を産む」

●She seated herself on the chair. (彼女はその椅子に座った。)
○She sat on the chair. (彼女はその椅子に座った。)
※be seated~「座っている」

●Your skirt becomes you well. (スカートがよく似合ってるよ。)
○Your skirt looks good on you. (スカートがよく似合ってるよ。)
※suit~もお堅いのですが、become~はさらに堅い言葉です。

●A strange man addressed me. (変なおじさんが私に話しかけてきた。)
○A strange man spoke to me. (変なおじさんが私に話しかけてきた。)
※普通はspeak to~です。address~のほうがやや堅い言葉です(演説する、説教するなど)

だっふんだ~



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