倒置構文_強調としての倒置

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倒置構文文法上の倒置倒置構文の復習問題



強調としての倒置構文

まずは倒置構文の原則を把握しましょう。各強調のパターンをしっかりと覚えてください。この分野が苦手な方は、あまり深入りせず、{例外} と記したものは参考までに留めてください。


否定の副詞(句)の強調

否定の副詞(句)疑問文

Never have I been to America. (アメリカに行ったことなんて一度もないよ。)
⇒ I have never been to America.

☆この場合、never, little, few などと共に、only も否定語扱いです。



一般の副詞(句)の強調

一般の副詞(句)(助)動詞 + S

Round the corner came a policeman. (角を曲がって警官がやってきた。)
⇒ A policeman came round the corner.

{例外} ただし、副詞句の中に many, much, well などを含むと、後ろが疑問文になることもあります。

{例外} Sが代名詞のときは、「S+V」の語順です。



補語の強調

C + V + S

More interesting is the fact that he passed the exam.
(彼が試験に合格したことはもっと興味深いよ。)

{例外} C + S + V の倒置もあります(口語)
例)Very nervous he looked.(彼はとても神経質にみえたのだ。)



目的語の強調

 目的語を文頭に出しても、あとの語順は変わりません。

O + S + V

Cute girl I saw at the station.
(駅でホントにかわいい子にあったよ。)

{例外} ただし、目的語が否定の要素を含むときや、many, much, などを含むと、後ろが疑問文となります。



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