関係代名詞1-主格の解説


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このページでは、中学英語文法の範囲で関係代名詞の主格 who,which,that の使い分けと用法の違い、分詞の形容詞的用法と関係代名詞の書き換えを解説しています。

発展的内容の関係代名詞は、高校英文法の関係代名詞を参照してください。



関係代名詞の用法

関係代名詞は、接続詞と代名詞の働きを併せ持つ語で、who, which, thatなどがあります。


主格の関係代名詞

形容詞節の中で、関係代名詞が主語の働きを持つものです。

● Jane has a friend. + He lives in Tokyo.
→ Jane has a friend who lives in Tokyo.
 (ジェーンは東京に住んでいる友人がいます。)

a friendを先行詞といい、who以下は形容詞節で、先行詞a friendを修飾します。
※先行詞がで、主語の働きを持つ場合、関係代名詞はwho, that にします。
※先行詞がで、主語の働きを持つ場合、関係代名詞はwhich, that にします。

☆関係代名詞の後の動詞は、先行詞の人称や主節の時制に合わせます。

● He has three sons who are doctors.
 (彼には医者である三人の息子がいます。)

● She had a book which was very old.
 (彼女はとても古い本を持っています。)

☆関係代名詞に導かれる 形容詞節 は、文の途中に入ることもあります。

The boy who came here yesterday was Tom.
 (昨日ここへ来た少年はトムだった。)

☆主格の関係代名詞that は、who, which の代わりに用いられます。また、先行詞が人+動物のとき、thatのみを用います。

●Look at the man and the dog that are taking a walk over there.
 (向こうで散歩している人と犬を見てください。)


分詞の形容詞的用法と関係代名詞

関係代名詞を用いた文を分詞の文に書き換えることが出来ます。この場合、分詞が先行詞を修飾し、形容詞のような働きをします。

● I have a friend who lives in New York.
→ I have a friend living in New York.
 (私はニューヨークに住んでいる友人がいる。)

The boy who is playing tennis is Bob.
The boy playing tennis is Bob.
 (テニスをしている少年はボブだ。)

The vase that was broken by Ken is expensive.
The vase broken by Ken is expensive.
 (ケンに壊された花瓶は高価だ。)



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