高校英語_時の前置詞一覧

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このページは、高校英語の「時」の前置詞を一覧にして解説しています。難しい用法や例外的な用法はさておき、まずは基本的な用法をマスターしましょう。

「時」の前置詞 at, on, in

時を表す前置詞 at,on,inは、時間の長さに比例して使い分けをすると、正答率が上がります。 一般的に at (時刻などの点), on (曜日日付), in (季節)という、時間の長さに応じた使い方をしましょう。ただし、全て該当するわけではありませんので念のため。

at,on,in の前置詞のイメージを、期間の短い順に不等号で表すと、次のようになります。

at (時刻) < on (曜日・日付) < in (月・季節・年)


前置詞 "at" を用いた例

at eight [o'clock] (8時に), at noon (正午に), at that time (そのときに), at night (夜に)

⇒ at は「時刻」や何かが行われた「時点」を表します。ただし、at Christmas (クリスマスの時期に) などは例外です。


前置詞 "on" を用いた例

on Monday (月曜日に), on Sunday afternoon (日曜日の午後に), on New Year's day (元旦に), on the morning of October 5 (10月5日の朝に), on Christmas (クリスマス[12/25当日]に)

⇒ 「曜日」・「日付」が出てくれば、on をあてがうと良いでしょう。


前置詞 "in" を用いた例

in April (4月に), in summer (夏に), in 2016 (2016年に), in the future (未来に)

⇒ 曜日・日付よりも長い期間「」・「季節」・「」です。ただし、in the morning, (午前に) in the afternoon (午後に)などは例外です。


☆まとめ:時を表す前置詞がよくわからないという方は、「at < on < in :例外はin the morning 」で、まずは使い分けをしてみてください。 大学入試センター試験や英検2級ならば、この感覚でほぼいけます。



気をつけるべき「時」の前置詞

~から始まる

よく間違える用法で、「~から始まる」という前置詞の使い方があります。「~から」という意味で、from を使いがちですが、at(時刻), on(曜日・日付), in(月・季節・年) を使いましょう。

● School starts at eight. (学校は8時から始まる。)

※(注) now, tomorrow, last month, this week など、時を表す副詞(句)には、atやon などはつけません。

● School starts today. (学校は今日から始まる。)



今から~後

今から~後という表現ですが、これもよく出題される時を表す前置詞です。"in" を用います。

● I'll be back in ten minutes. (10分経ったら戻ってくるよ。)

※「10分以内に」、だったら "within" ten minutes です。



「時」の前置詞 till [until] と by

前置詞 tillは、(~までずっと)、byは、(~までには)、という使い分けをしましょう。

● I'll stay here till [until] seven. (七時までずっとここにいます。)

● I'll be back by seven. (七時までには戻ってきます。)



「時」の前置詞 from と since

「時」の前置詞 from は、時の「起点」を表し、終点は別に till, to で表現します。

● This store is open from 7 a.m. to 11 p.m. (この店は7時から23時まで開いている。)

一方、since は、現在までの継続を表し、「~以来(今まで)ずっと」と訳し、現在完了と共に用いられます。

● She has been here since this morning. (彼女は今朝からずっとここにいる。)



「時」の前置詞 for と during

for は「不特定の期間」、during は「特定の期間」を表します。冠詞の the や所有格の my, his などがあれば、"during" と覚えておけば、ほぼ対処できます。

● She stayed there for three days. (彼女は3日間そこに滞在した。)

● She stayed there during the summer break. (彼女は夏休みの間そこに滞在した。)


「時」の前置詞 toward(s)

toward(s) は、「~近くに」、という意味です。一応区分けは、toward(米),towards(英)です。

● There was an earthquake toward noon. (昼近くに地震があった。)



「時」の前置詞復習問題 →

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