overとabove,underとbelowの意味の違い

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高校英語の場所を表す前置詞で、区別することが重要な前置詞に overとabove,underとbelow があります。

場所の前置詞 overとabove , underとbelow


☆overとunder / underとbelow のおおまかな意味の違いは以下の通りです。

over(真上/覆う), under(真下), above(【斜め】上), below(【斜め】下)

● There were clouds over my head. (私の頭上には雲があった。⇒真上)
● He sat under a tree.(彼は木の下に座っていた。⇒真下)
● The sun rose above the horizon.(太陽が地平線の上に昇った。⇒斜め上)
● The sun sank below the horizon.(太陽が地平線の下に沈んだ。⇒斜め下)

イメージ的には、真上真下が"over,under" 、斜め上斜め下が"above,below" と覚えておけばたちまち困らないでしょう。 全ての事例にあてはまるわけではありませんので、念のため。

使い方例:a chandelier over the table (テーブルの真上にあるシャンデリア), under the bridge (橋の真下に) , 100 meters above sea level (海抜100メートル) , the lake below us (私たちの眼下にある湖) など



注意すべき over, under の用法

☆over「覆う」⇒ 「~しながら

● He was studying over a cup of coffee. (彼はコーヒーを飲みながら勉強していた。)

※(注) over drinking tea のように動名詞を用いるのはダメです。


☆under「真下」⇒ 「~が進行中

● The bridge is under construction. (その橋は建設中だ。)

使い方例:over dinner (夕食を食べながら), over my work (仕事をしながら) , under discussion (討論中) , under consideration (思案中) など



場所の前置詞 byとbeside など


ともに「~のそばに」と和訳する、by と beside 。似ていますが少し用法が異なります。

by と beside

by は前後左右の位置、beside は左右の横位置と覚えておきましょう。

● There used to be a tree by the house.(家のそばにかつて木があった。)

● He walked beside me. (彼は私と並んで歩いた。)

※注 besides 「~に加えて」は副詞で別モノです。
※注 ある程度の距離がある場合は by,beside ではなく、"near"にしましょう。



in front of と behind

in front of (~の前に) ⇔ behind (~の後ろに)



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