高校英語の助動詞will,would

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助動詞 will, would

助動詞 willには、時制の単元となる「単純未来」「意志未来」と、特別用法の「現在の習慣」「傾向・習性」「強い意志・固執」「推量」などがあります。

この助動詞の単元で扱うのはwillの特別用法です。時制の「単純未来」「意志未来」は、時制の単元を参照してください。

will の特別用法

  1. 「強い意志・固執」(どうしても~しようとする){頻出} ⇒ 人にも物にも使われます。

  2. 「現在の習慣」(よく~する) ⇒ often,sometimes などの副詞を伴う場合があります。

  3. 「傾向・習性」(~するものだ

  4. 「推量」(~だろう)


◎1.「強い意志・固執」の willは、肯定文で「固執」を、否定文で「拒絶」を表します。{頻出}

● She will have her own way in everything.
(彼女は全てに、どうしても我を通そうとする。)「固執」

● The door won't open.
(そのドアはどうしても開かない。)「拒絶」


◎2.「現在の習慣」の willは、(よく~する)と訳します。過去の習慣はwould, used toです。

● My father will often take a walk.
(私の父はよく散歩する。)


◎3.「傾向・習性」の willは、習性・特性を強調します。

● People will talk.
(人とはしゃべるものだ → 世間のうわさ話は、防ぎようがない)

● Oil will float on water.
(油は水に浮くものだ。)

※(注)ただし、繰り返しの自然法則は現在時制です。→ The sun rises in the east.


◎4.「推量」の willは、話し手の現在における推量です。

● That will be a Santa Claus, Daddy? -No, he's a burglar!
(あれがサンタクロースでしょう、父さん?。-いいや、そいつは泥棒だよ!)



would の特別用法

  1. 「過去の強い意志・固執」(どうしても~しようとした){頻出} ⇒ 多くは否定形です。

  2. 「過去の習慣」(よく~したものだった){頻出} ⇒ often,sometimes などの副詞を伴う場合があります。

  3. 「時制の一致」(~だろう) {頻出}⇒ 主節が過去形のとき、従属節のwill は would に

  4. 「丁寧な表現」(~してくれませんか)⇒ 意味は現在です。仮定法のwould(~だろう)もこの一種です。

  5. 「慣用表現」(~したい / ~が欲しい) ⇒ would like to, would like


◎1.「過去の強い意志・固執」の would は、肯定文で「固執」を、否定文で「拒絶」を表します。通例否定文で用いられます。{頻出}

● She wouldn't take my advice.
(彼女は私のアドバイスをどうしても受け入れようとしなかった。)


◎2.「過去の習慣」の would は、過去の不規則な習慣を表します。{頻出}

● I would often play catch with my father.
(よく父さんとキャッチボールをしたものだ。)


◎3.「時制の一致」の would は、主節が過去になれば、従属節のwillがwould になります。{頻出}

● I think that she will win the race.
= I thought that she would win the race.


◎4.「丁寧な表現」の would は、形は過去形ですが、意味は「現在」です。

Would you mind my opening the window?
(窓を開けてもいいですか?)


◎5. would の「慣用表現」

以下の慣用表現は暗記しましょう。

would like +名詞 「…が欲しい」, would like to do ~ 「~したい」, would rather ~ 「むしろ~したい」, Would you like +名詞… / to do ~ ?「…はいかがですか? / ~するのはどうですか?」



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