関係副詞と関係代名詞の見分け方など

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関係副詞の用法

高校英文法の関係副詞はよく関係代名詞と混同されます。関係副詞と関係代名詞の見分け方をしっかりとマスターしましょう。

関係副詞と関係代名詞の見分け方

①前を見る：まず、先行詞を確認します。
⇒ 時､場所､理由､方法のいずれが使われているかチェックしましょう。（先行詞が省略されている場合もあります。）

②後を見る：形容詞節の中で、副詞の働きをするか確認します。
⇒ 主語､補語､目的語になれば、「関係代名詞」です。形容詞節の中で、副詞の働きをしていれば「関係副詞」です。

● This is the house where Tom used to live.
 [～ 先行詞 副詞 + (S) + (V) ]

where = in the house （副詞句）です。

● This is the house which Tom used to live in.

 [～ 先行詞 名詞(O) + (S) + (V) ～ ]

which = the house （前置詞の目的語＝名詞）です。この場合は関係代名詞です。

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関係副詞の先行詞の省略

the time when, the place where, the reason why は、先行詞を省略できます。
⇒ この場合、それぞれ、when , where , why だけになります。

● I know where you went yesterday.
(君が、昨日行った場所を知っているよ。) [the place の省略]

関係副詞の省略

関係副詞は、省略できます。（先行詞は残しましょう）
⇒ つまり、the time, the place, the reason で用いられます

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関係副詞 how

関係副詞 how は、先行詞 the wayを含んでいます。 the way how のように、並立しないよう気をつけましょう。

⇒
×This is the way how I went there.
○This is how I went there.
○This is the way I went there.
○This is the way in which I went there.

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関係副詞の非制限用法(継続用法)

関係副詞when, where は、前にコンマを置き、非制限的用法になります。〔 …, when~ 「…だ、そしてその時～」　…, where~「…だ、そしてそこで～」など 〕

接続詞の一例を挙げると、when → and then, where → and there のように、接続詞＋副詞(場所・時)に置き換えることができます。

● He will come here at five, when we will say to him, “Happy birthday, Mike!”.
(彼は5時にここにやってくるだろう、そのとき彼に「ハッピーバースディ、マイク！」と言うんだ。) [when = and then]